タイ証券取引所SET総合指数は2018年中に1,860ポイントを更新するとの予想
バンコク銀行(BBL)系の証券会社、ブアルアン・セキュリティーズ
Bualuang Securities(BLS)社では、タイ証券取引所のSET総合
指数はタイの継続的な景気回復と上場企業の純利益増加を受けて、
2018年中に1,860ポイントの最高値を更新すると予想しています。
ブアルアン・セキュリティーズ(BLS)社は、この高値は2018年5月
から6月にかけて発生すると予測しています。
また、2018年のGDP成長率は前年比+4%増加すると見込んでいます。
同社はタイ上場各社は2018年第1四半期に過去最高純利益成長率を
記録すると予想しています。
上場企業が好調に成長・拡大すれば、それぞれの純利益予測は
上方修正される可能性があるとしています。
そしてその結果、タイ証券取引所総合株価指数は1860ポイント台
まで伸びるとしています。
2018年の年初からタイ証券取引所SET総合指数は1,778.53ポイント
を記録し、1994年1月4日の最高記録1,753.73ポイントを上回りました。
同国内リスクの一つであるタイ総選挙ロードマップ・選挙スケジュール
に関しては総選挙実施時期がおよそ3カ月遅れることが挙げられていますが、
それ以外の経済要因に関しては成長を予測するものが多いとしています。
これとは別に、財務状況改善が見られない上場20社に対して
18年3月末までに必要な修正を迅速に行い、上場廃止措置の解除、
またはリハビリ延長のために申請書を提出するこを求めています。
タイ証券取引所二部上場の広告会社、中央宣興タイランド
Chuo Senko Thailand(CHUO)は、対象20社のうちの1社です。
タイ証券取引委員会は同社へ2016年の財務諸表監査に関し、
監査人と協力するよう要請しています。
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