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タイ東部経済開発回廊(EEC)は総額9898億バーツ・168のインフラプロジェクト承認

タイ政府はタイ東部経済開発回廊(EEC:Eastern Economic 
Corridor)開発区において、総額9898億バーツ・168のインフラ
プロジェクトが公的に承認されたと発表しています。

タイ東部経済開発回廊(ECC)事務局長、Kanit Sangsubhan氏は、
インフラ整備計画がプラユット・チャオンチャー首相が議長を
務めるEEC委員会によって2018年2月に承認されたと発表しました。

同プロジェクトは「緊急・中期・長期」の3つのフェーズで
行われます。
2017年~18年までの「緊急フェーズ」は、EECへ国内外の投資誘致を
目指しています。
2019年~21年までの「中期フェーズ」は、ロジスティクス・輸送開発
に焦点を当てています。
2022年以降の「長期フェーズ」は、持続可能な発展の創出と、
近隣諸国との連携のためのインフラストラクチャーネットワーク強化
を目的としています。

インフラ投資総額のうち、官民パートナーシップが59%、
タイ政府支出が30%、国有企業からの投資が10%、
タイ軍が1%を占めています。

政府は2018年のBOI恩典投資額はタイ投資委員会申請が3000億バーツを
上回ると予想しています。
一方、EEC委員会は今後5年間でEECへの投資額を年間1000億バーツ以上
にすることを目指しています。
2017年、タイ投資委員会では合計640件の投資申請が承認され、
前年比7%増加しました。

タイ政府ではS字カーブ産業10分野の誘致を進めています。
次世代自動車、スマートエレクトロニクス、医療・ウェルネスツーリズム、
農業およびバイオテクノロジー、産業用ロボット、物流および航空、
バイオ燃料および生化学、デジタル医療サービスなどが
指定されています。

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