タイの生命保険事業者が加盟するタイ生命保険協会申請者数は増加の見通し
タイの生命保険事業者が加盟するタイ生命保険協会
タイ・ライフアシュアランス・アソシエーション
The Thai Life Assurance Association(TLAA)は、
2018年の見通しに関して楽観的分析をしています。
2017年は生命保険代理店ライセンス申請者数が
10.4%減でした。
しかし、タイ国内経済が好調で購買力が向上するとの
見通しに基づき、2018年は同試験への応募者数が増え、
回復すると分析しています。
同協会によれば、タイ国内生命保険販売免許申請者は
2017年に173,877
人、2016年の194,147人から
下落していました。
2017年は122,499人が試験を受け、その中で37.9%が
ライセンスを取得しました。
タイ生命保険市場の収入保険料シェアは、上位5社が全体の70%、
上位10社が全体の90%を占めています。
上位の大手企業としては、香港系AIA、
カシコーン系Muang Thai Life
(ベルギー系保険会社Ageasが約31%出資)、
Thai Life)(明治安田生命が15%出資)、
Bangkok Life(日本生命が24%出資)、
Krungthai AXA Life(フランス系保険会社、AXAが45%出資)
となっています。
日系保険会社と資本関係がある生命保険会社は、
第一生命が24%出資するOcean Life、そして唯一の
日系事業者であるTokio Marine Lifeが存在します。
タイ証券取引所に上場している生命保険会社大手、
バンコク生命保険Bangkok Life Assurance(BLA)の
2017年1月~9月期業績は売上421億7900万バーツ、
純利益18億8700万バーツでした。
同社はバンコク銀行系列で、生命保険サービスを
提供しています。
この記事へのコメントはありません。