By: Joe – CC BY 2.0

アユタヤ銀行グループ系Sri　Ayudhya　Capital(AYUD)
（Sri　Ayudhya　General　Insuranceスリ・アユタヤ損害保険）
と、ドイツ系のアリアンツ・インシュランスAllianz　Insurance社
は株主総会を開き、全株主に向けてタイでのアリアンツ生命保険事業
への追加投資と、スリ・アユタヤ損保社・アリアンツ社間で提案された
M＆A契約の賛否を問う方針です。

スリ・アユタヤ損害保険の会長、Bryan Smith Veraphan Teepsuwan氏
は、同保険会社とアリアンツグループは15年以上にわたって強力な
パートナーシップを確立してきましたが、株主による投票の必要性が
あると考えていました。
同氏は生命保険の追加投資とM＆A取引は、グループにとってビジネス上の
重要な利益をもたらすとコメントしています。

ただし、少なくとも75％の出席者が同提案に同意する必要があるため、
株主総会出席者が70％に満たない場合はM＆A取引の障害となる可能性があります。

Sri Ayudhya Capital(AYUD)はタイ証券取引所に上場する損害保険会社で
2017年度1月～9月期業績は売上16億3100万バーツ、純利益3億9100万バーツ、
総資産は110億4900万バーツでした。

同社の株価はここ数週間の間で大きく動きました。
2018年1月17日には+3.50バーツ、+10.1％と大きく上昇し、
18日、19日は大きく下げ34.50バーツに戻りました。