タイ上場の果汁飲料大手、マリー・グループはベトナム企業を買収
タイ証券取引所上場の果汁飲料大手、マリー・グループ
Malee Group(MALEE)はベトナム企業を買収したことを
発表しています。
2018年1月、子会社のMalee Capital社を通じて
ベトナム飲料メーカーTan Quang Minh Manufactureand
Trading Co.,Ltd.タンクアンミン・マニュファチャリング・
トレーディング社を持つLong Quan Safe Food JSC(LQSF)社の
株式を3.3億バーツで購入するとしています。
購入完了は2018年6月までとしています。
タンクアンミン社はホーチミンに工場があり炭酸飲料、果汁飲料、
緑茶飲料を生産しています。
またBidricoブランドの飲料水を販売しています。
マリー・グループ(MALEE)社は今後東南アジア域内で事業の拡大を
進めるとしています。
同社2017年1月~9月期業績は売上44億4300万バーツ、
純利益2億5700万バーツでした。
マリー・グループ(MALEE)社は果汁飲料、野菜飲料、フルーツ缶詰
などを生産しています。
1992年に上場し、2016年5月に旧社名Malee Sampranから
Malee Groupへ変更しました。
証券コードは変更していません。
海外向けでは2015年にフィリピンでMonde Malee Beverage Corp
(MMBC)を設立し、フィリピン国内消費者をターゲットとしたジュース、
飲料販売を目指しています。
マリー・グループ側が製造、フィリピンのモンデ・ニッシン側が販売・
マーケティングを進めます。
2017年5月には1億5000万ペソまで増資しています。
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