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タイの主要空港運営、エアポートオブタイランドの決算

タイの主要空港をまとめるエアポートオブタイランド
Airports of Thailand(AOT)の決算が発表されました。
同社は9月末決算です。
2016年10月~17年9月までの業績は、売上で前年比7.9%増の
567億4000万バーツ、純利益で7.1%増の206億バーツでした。
サービス産業セクター内の運輸・航空部門でも最高の
業績であったとしています。

背景には観光旅行客・特に中国人観光旅行者の増加があり、
同社が管理する6空港でのサービス収益に貢献しました。
これらの空港を利用した旅客数は1億2920万人で前年比
7.7%増でした。

同社は82万便を管理し、国際便41.5万便、国内便40.8万便でした。
航空事業収入は5.6%増の308億バーツ、非航空収入は10.6%増の
241億バーツとなりました。

2016年3月にドンムアンの第2ターミナル、2016年9月にプーケット
空港の新国際ターミナルの開業により、さらに受け入れ能力が
増加しています。

エアポートオブタイランド(AoT)は1979年設立、タクシン政権下の
指導のもと2002年7月に民営化されました。
タイ財務省が70%の株式を保有、その他は欧米の機関投資家が
数%ずつ保有しています。

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