1. HOME
  2. ブログ
  3. タイ
  4. タイ政府の代替エネルギー開発計画、Alternative Energy Development Plan

ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

タイ政府の代替エネルギー開発計画、Alternative Energy Development Plan

タイ政府が定めた代替エネルギー開発計画
Alternative Energy Development Plan(AEDP)
2015では、2036年までにタイ国内の自然エネルギー発電を
6,000MW以上にすることを目指しています。

同計画では各世帯に設置する住宅用屋上太陽光発電が重要な
部分を占めます。
2016年度に発表されたパイロット計画では国内住宅部門における
太陽エネルギー発電開発促進を目指しています。

近年、太陽光発電パネルのコストが着実に下がってきており、
今後より多くの家屋や建物屋上へ太陽光発電設備設置が
予想されます。
また、サービス提供・設置側ではIoT技術発達により
ホームアプライアンス市場が急速に伸びていくことが
予想されています。

タイのエアコンメーカーの1社では、通常の壁掛け型エアコンを
IoT対応機器に変換するアダプタを開発中です。
利用者はどこからでもスマートフォンなどで電源オン/オフ、
室温設定変更することができます。
その他にも電球、テレビ、冷蔵庫、エアコンなど電化製品、
屋上太陽光発電やエネルギー設備までIoTデバイスが家庭へ
普及すると予想しています。

商業ベースでは2017年6月にシャープタイランド社が
大手スーパーマーケットチェーン、BigCスーパーセンター
(BIGC)の店舗や倉庫屋根に設置する太陽光発電システムを
同国発電事業者インパクト・ソーラー社から受注したと
発表しています。
BigC大型店舗16カ所に太陽光発電パネルを設置し、
2018年までにすべて稼働する予定です。
インパクト・ソーラーImpact Solar社は工場、大型ビル、
商業施設などで太陽光発電パネルを設置する事業を
展開しているベンチャー企業です。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

月を選択