タイのインターリンク・コミュニケーションはAOTの無人車両システム受注
タイのインターリンク・コミュニケーションInter Link
Communication(ILINK)社では、タイ国営空港、
エアポートオブタイランド(AOT)が運営する
スワンナプーム国際空港の全自動無人運転車両(APM)システム
の納入・敷設を、同社を中心とする4社コンソーシアムで
受注したと発表しました。
受注額は約30億バーツとしています。
スワンナプーム国際空港は今後、空港北側に28の駐機スポット・
搭乗橋を備えた4階建てコンコースビルを新設する計画です。
既存の旅客ターミナル東側を拡張し、2017年現在で年間4500万人
の旅客処理能力を2020年までに年6,000万人へ引き上げる計画です。
インターリンク・コミュニケーション(ILINK)社はITシステム、
ネットワーク、ケーブルシステムなどの導入を手掛ける
ITエンジニアリング企業です。
コンピューターや通信システムの販売、ネットワーク設備、
CCTVシステム、インストールサービスなどを提供しています。
1995年に設立され、バンコクを本社としています。
タイ証券取引所一部市場へは2004年に上場しました。
2016年度業績は売上29億4200万バーツ、
純利益2億2100万バーツでした。
インターリンク・コミュニケーション(ILINK)社が60%の資本を
持つ子会社、インターリンク・テレコムInterlink Telecom
(ITEL)社は光ファイバー網の敷設運営などを手掛けています。
2007年設立、2016年にタイ証券取引所二部市場(MAI)に
上場しています。
この記事へのコメントはありません。