トヨタモータータイランドでは同社の高級車販売競争力が低下との見方
トヨタモータータイランドでは同社ブランドの高級輸入車は
メルセデスベンツやBMWなどと比べ競争力が下がっていると
見ています。
2017年度のLEXUSブランド販売台数は650台、前年比24%減と
予想しています。
レクサスブランドは全て日本から輸入されているため、
タイの高級車市場では不利な立場にあります。
メルセデスベンツやBMWブランドの一部はタイ現地組み立て
を実施しているため、販売価格が抑えられている部分が
あります。
2017年に発表した新型レクサスLSセダンは販売価格
1150万~1580万バーツです。
新型LSセダンの販売台数目標は年間30~40台としています。
過去、レクサスのタイ国内販売実績は2015年には834台と
好調でしたが、2016年の販売台数は770台に減少しました。
同社では今年のタイ国内高級車市場は20%増26,000~
27,000台と予測を出しています。
20017年1月~9月期の実績数は20,056台でした。
メルセデスベンツとBMWでおおよそ90%のシェアを
誇っています。
3位はスウェーデンのボルボ、4位がレクサスブランドに
なります。
レクサスはバンコクに3つのショールームとサービスセンターが
あり、地方と郊外には10のサービスセンターがあります。
トヨタブランドは2017年265,000台を販売する目標です。
タイの自動車総販売台数は前年比8%増の予測で83万台に
なると見込んでいます。
また、トヨタタイランド生産のHilux Revoピックアップ
トラックを日本へ輸出する計画を発表しています。
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