タイ国内飲料市場における2017年の非アルコール市場は5%減の予想
タイ国内飲料市場はアルコール市場とノンアルコール市場に
分かれています。
2017年の非アルコール市場は2500億バーツで5%減になり、
また、2018年予想も-7%減の悲観的な予想であると
炭酸飲料大手、Ajethai社がコメントしています。
成長性ある市場は唯一「機能性飲料」であり前年比4%増と
見込まれ、コーラや緑茶などの飲料市場はそれぞれ縮小する
見通しです。
タイ人消費者が健康志向や美容意識の高まりにより、
砂糖を含む飲料の購入を控えるようになったことが原因と
分析しています。
既にタイ国内では健康のため運動やフィットネスに気を遣う層
が増えています。
タイ政府も糖分含有量の高い飲料製品に課税を決定しました。
過去5年間で、1人当たりの炭酸飲料消費量は年間24リットル
から年間21~22リットルへと-5%減少しました。
タイ国内消費者は健康的な製品を選択する傾向が強まり、
北米や各先進国、他のアジア地域市場など世界的な傾向とも
類似しています。
Ajethai社ではタイ消費者の健康的生活を奨励するため、
新製品を開発しなければならないと分析し、同社の既存飲料
カテゴリーだけでなく機能性飲料、付加価値のある飲料水、
アイソトニック機能飲料などの製品開発を急ぎます。
Ajethai社には、BIG COLA、BIG Green Tea、
Bio Aloe beauty drink、Vida drinking water、
Volt energy drinkなど多くの飲料ブランドとカテゴリーが
あります。
Ajethai社はラテンアメリカを本拠とする多国籍企業で、
アジア、アフリカなど23か国で直接または販売代理店を
通じ販売しています。
東南アジアでは、タイ、インドネシア、ベトナムに子会社が
あります。
タイではSiam Makro社と戦略的提携し、積極的に小売店舗での
販売を強化しています。
2017年11月より、同社は4ヶ月間Makro店舗限定販売の
BIG Blue HawaiiとBIG Bubble Gumの2種類のソフトドリンクを
発売しました。
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