タイ上場の産業廃棄物処理企業、ジェネラル・エンバイロメント・コンサベーション社
タイ上場の産業廃棄物処理企業、ジェネラル・エンバイロメント・
コンサベーションGeneral Environmental Conservation
(GENCO)社では廃水処理の合弁会社設立を発表しています。
合弁会社のGenco Otani社は資本金3,000万バーツ、
シンガポール資本のオータニ社が40%、ジェネラル・
エンバイロメント(GENCO)社が60%出資します。
同社は危険物・非危険物の廃棄物処理、排水処理、危険物の
研究サービス、土壌改良、廃棄物輸送システムなどを
提供しています。
2016年度業績は売上3億8900万バーツ、
純利益-2300万バーツでした。
また、子会社のAsia Patana Land社、
Industrial Waste Management(Asia)社などは不動産開発
企業を運営しています。
他に廃棄物処理・環境ビジネスを手掛ける企業は、
同じプロフェッショナル専門セクターにてベターワールド
グリーンBetter World Green社(BWG)が上場しています。
タイにおける有害物質の定義は、タイ王国危険物法
(仏暦2535年)に爆発物や毒物など10種類の分類が
示されています。
産業廃棄物に関してはDIW(Department of Industrial
Works)から汚物もしくは不用品の処理に関する工業省告示
(仏暦2548年)という工場法に伴う告示が制定されています。
各業種から発生する代表的な廃棄物(19業種約800種類)に
ついて、それぞれ有害廃棄物/非有害廃棄物/有害廃棄物に
相当するか、化学分析による判定が必要な廃棄物
(Hazardous Minor廃棄物)という3つのカテゴリのどれに
相当するかが指定されています。
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