タイの格安航空会社、ノックエアーは中国へのフライトルートを強化
タイの格安航空会社ノックエアーNok Airlines(NOK)社は
業務効率向上とコスト削減の継続的な改善プログラムを進め、
2018年以降の業績を回復させるとしています。
2017年第3四半期業績は売上46億4800万バーツ、
純利益-6億5200万バーツでした。
純損失は2016年同期比-10億7100万バーツでした。
同社は2014年から赤字が続き、2014年度-4億7166万バーツ、
2015年度-7億2610万バーツ、2016年度-27億9509万バーツと
なっています。
今後はローコストキャリアではなく、利用者の”ライフスタイル”
航空会社として位置付けを目指します。
旅客機合理化、コスト削減、飛行便ルート範囲拡大、
利用率向上を通じて業績回復を進めます。
ノックエアー(NOK)社は2013年から8機のボーイング737MAX機の
発注を行い、2017年~2021年にかけて出荷される予定です。
同社売上のおよそ35%は国際線によるもので、
残りはタイ国内線によるものです。
中国へのフライトは19のチャーター便を運航しており、
総収入の20%を占めています。
2017年11月からは中国へのチャーター便を追加し、
ウタパオ空港から梅県区と大同区、プーケット空港から西安、
ドンムアン空港から無錫へ運航すると発表しました。
今後も中国へ向けた飛行ルートを増やしていく計画です。
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