タイの民間企業従業員が加入する老齢年金制度社会保障基金(SSF)が引き上げ
タイの労働省社会保障事務局Social Security Office
(SSO)は民間企業従業員が加入する老齢年金制度社会保障
基金(SSF)について社会保険料金の引き上げを
発表しています。
これまでは、月給15,000バーツ以上の場合に一律
自己負担5%750バーツ、会社負担5%750バーツ、
合計1500バーツをタイ社会保険事務所に納めてきました。
2018年より月給20,000バーツ以上の場合、自己負担5%
1000バーツ、会社負担5%1000バーツ、合計2,000バーツに
なる見通しです。
月給16,000バーツまで:750バーツ
月給16,000~16,999バーツまで:800バーツ
月給17,000~19,999バーツまで:850バーツ
月給20,000バーツ以上:1,000バーツ
これまでの設定は物価上昇などの社会情勢を考慮しておらず、
今後の社会保険制度を充実させるため社会保険料金引き上げに
踏み切るとしています。
労働省社会保障事務局のウェブ調査では引上げについて
81%以上が支持を示していて、雇用者側の理解も得られている
としています。
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