タイの水産業、上場大手企業の業績
タイは中国、ノルウェー、ベトナムに次いで世界第4位の
水産物輸出国です。
エビ、マグロ、サケなどが大量に輸出されています。
タイ政府の投資奨励策と共に、賃金水準の低さ・豊富で
安い水産原材料があることで、1980年代から水産・輸出加工業が
発展し、タイ国内に水産加工業として進出する外資系企業が
増えたことも背景にあります。
アセアン域内で同様のメリットが享受出来る国として、
経済開放後の中国、ベトナム、インドネシアなども水産加工
業国となりました。
タイ証券取引所上場の水産加工業最大手はタイユニオン・グループ
Thai Union Group(TU)で、2016年度業績は売上1357億7900万バーツ、
純利益52億5400万バーツでした。
その他大手の2016年業績は以下のようになっています。
スラポン・フーズSurapon Foods(SSF)
売上58億2800万バーツ、純利益1億5400万バーツ
シーフレッシュ・インダストリーSeafresh Industry(CFRESH)
売上76億1800万バーツ、純利益2億5700万バーツ
アジアン・シーフードAsian Seafoods Coldstorage(ASIAN)
売上93億4700万バーツ、純利益1億5400万バーツ
キアンファットシーグルkiang Huat Sea Gull Trading Frozen
Food(CHOTI)
売上34億8400万バーツ、純利益1億2500万バーツ
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