タイのTVショッピング最大手プレイヤー、オー・ショッピング、売上目標を増加
タイのTVショッピング最大手、O Shopping(GMM CJ O
Shopping Co Ltd)は2017年の売上目標を17億バーツから
18億バーツに増加しました。
今後3~5年間で年間売上は約50億バーツになると予測しています。
同ブランドを運営するGMM CJ O Shopping Co Ltdは、
韓国系CJグループとタイの音楽・芸能大手GMM GRAMMY社が
設立した合弁企業です。
タイ政府が推進するタイ4.0イニシアチブの目標に合わせて
TV通販事業も伸びていくと期待しています。
TVショッピングは中小企業の流通チャネルとマーケットテスト
チャネルとしての役割を果たすことができ、消費者への直接販売も
可能になるとしています。
タイ国内TVショッピングは35~55歳の女性に焦点を当てていますが、
電子商取引事業では近代的な都市生活を送る若者層に焦点を
当てています。
IT技術に精通していない人はTVショッピングを利用する傾向が
高いとしています。
GMM CJ O Shopping Co Ltdでは2018年の年間売上予測は
30億バーツとし、18年末には良い政治環境になると期待しています。
O ShoppingはNo.1テレビショッピング事業者としての地位を維持し、
成長目標の一環としてビジネスパートナーの拡大を推進しています。
同社では近隣国市場、ミャンマー市場にも興味を持っていますが、
海外展開はまだ時期尚早としています。
また、Eコマースの重要性を認識しつつも、今後5~7年の間は
35~55歳の消費者がTVショッピングを続けると予想しています。
この記事へのコメントはありません。