マレーシアのココナッツ製品大手、リナコ・グループに関して
マレーシアを本拠地とするリナコ・グループLinaco Group
(未上場)はアジアにおけるココナッツ製品主要プレイヤーの
1つです。
創設者、Richard Ling氏は1992年にLinaco Groupを設立し、
マレーシア・ジョホールのBatu Pahat工場で高品質の
ココナッツクリームパウダーを製造開始しました。
原料のココナッツはインドネシアより輸入しています。
同社はココナッツ関連製品サプライヤーであると同時に
ハーバル石鹸、即席食品のブランド”Claypot”などを買収しており、
その他には清涼飲料Cowaココナッツウォーターを開発しています。
同社はアセアン域内でさらに拡大するために各国政府の共通政策と
義務、およびアセアン貿易政策の合理化推進が必要とコメント
しています。
同社の年間売上はおよそ8000万リンギ、海外向けとしては
ヨーロッパ、中東、香港、中国、オーストラリアを含む40以上の
場所に輸出しています。
ココナッツ関連でマレーシア証券取引所(BRUSA)に上場する
他の企業としては、Heng Huat Resources Group(HHGROUP)が
あります。
同社はバイオマス原材料及び製造、貿易、ココナッツ繊維関連製品
の製造などを手掛けています。
油ヤシの殻(EFB:empty fruit bunches)繊維を利用した関連製品
として自社ブランドのマットレスや寝具アクセサリーを
製造販売しています。
子会社にはHK Power社(発電、ボイラー)、
Heng Huat Industries Holdings社、Fibre Star Marketing社
などがあります。
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