マックジーンズのメーカー、MCグループは2018年以降に期待
マックジーンズMc Jeansのメーカー、MC Group(MC)社は、
タイ国内の所得増加と事業再編の完了により、2018年以降に
売上成長を見込めるとしています。
同社売上は2012年から16年にかけて緩やかに伸びており、2016年度
業績は売上44億4200万バーツ、純利益8億4300万バーツでした。
ミャンマー、カンボジア、ラオスへの輸出額は2000万バーツでした。
2018年は大幅な成長を目指し、前年比15%増と予測しています。
2017年の売上は前年比+3%の予測で、
背景には消費の買い控え・自粛ムードが影響したとしています。
同社は2017年上半期に各店舗の合併、ウェブサイト改善、
ミャンマーの在庫削減、情報技術への投資増加などを実施し、
オンラインショップとオフラインを組み合わせた
オムニチャネルに注力しました。
ミャンマーのいくつかの支店は閉鎖され、卸売事業の再編と
見直しが行われました。
同社はMcJeans、McLady、McPink、Bison、McMiniなどの
ブランドを保有し、ジーンズなどのアパレル店舗をタイ国内で展開、
またOEM製品なども手掛けています。
P.K. Garment(Import-Export)社、Mc Jeans Manufacturing社、
WoWme社、Winner Man社、MC Inter社、Look Balance社などの
子会社があります。
MCグループは2017年、イランへの関心も高めています。
イランには8000万人以上の人口が有り、ジーンズに対する強い需要が
あるため、イラン食品会社と契約をして製品輸出を進めて行く計画です。
この記事へのコメントはありません。