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サコン・エナジー社がタイ証券取引所へ新規上場計画

サコン・エナジーSakol Energy(SKE)社はタイ証券取引所(SET)への
新規上場計画を発表しています。
同社は株式公開後の調達資金でエネルギー事業を拡大する
計画です。

CEOのChutchai Sumethchotimetha氏は、2017年にタイ証券取引所へ
上場し、既存の天然ガス自動車事業やその他のエネルギー事業を
拡大するための資金を調達するとしています。
また、ナコンサワン県などで天然ガスガススタンドの増設、
NGV圧縮システム改善などを行い、売上・純利益改善を
目指します。

同社の登録資本は4億6500万バーツ、払込資本は
3億4640万バーツでした。
2017年現在、既存株主は株式の100%を管理しており、
Sumethchotimethaファミリーが72.2%、Nunteeファミリーが
27.7%を保有しています。
IPO後、両グループは株式の74.49%を保有します。

サコン・エナジーSakol Energy(SKE)社は1日当たり750トン
(年間273,750トン)の処理能力を有しています。
また、同社はタイ国内のNGV関連ネットワークを保有する
大手企業の一つで、PTT社の輸送ネットワークの一つを
担っています。
PTTグループとの長期契約で20年間に2つの天然ガス
管理ステーションを持っています。
パトムタニ県とサラブリ県ではタイ東北部のエネルギーニーズに
応えるサービスを拡大していく計画です。

2016年業績は売上4億1400万バーツ、
純利益1億2800万バーツでした。
14年15年から増収増益を続けています。
2017年度上半期の売上は1億6300万バーツ、
純利益3800万バーツでした。
業績低下の背景はNGV販売減少と圧縮サービス費用減少を
挙げています。

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