タイ国内すず鉱・金鉱経営、トンカオ・ハーバーは発電事業へ参入し再上場を目指す
タイ国内ですず鉱・金鉱を経営するトンカオ・ハーバー
Tongkah Harbour(THL)社はタイ国内外の再生可能
エネルギー分野に投資し、事業多角化を進める計画です。
同社は50億バーツを投じ、5年以内に発電能力を100MWまで
拡大することを目標としています。
また、2018年にタイ証券取引所(SET)への再上場を希望しており、
再生可能エネルギー発電プロジェクトを持続的収益を確保する
計画の一部としています。
最高経営責任者(CEO)Wijit Jiemwijitkul氏によると、
同社はタイ国内で3つの再生可能発電プロジェクトを
有しています。
また、ベトナムでも再生可能プロジェクトへの投資機会を
検討しています。
タイではパンガー県とチュンポン県の南部地域で
2つのソーラーファームを開発し、合計10MWの発電事業を
計画しています。
2つの太陽光発電所は2億2500万バーツの投資コストになります。
建設開始は2018年、稼働は2018年の第3四半期予定です。
もう1つの国内再生可能エネルギープロジェクトは、
1日あたり580トンの地域社会廃棄物を利用するもので、
18億バーツの投資、6MWの発電能力を予定しています。
同社ではタイ、アセアン地域で電力需要が大幅に増加すると
見込んでいます。
2016年度業績は売上1億7600万バーツ
純利益-2億1300万バーツでした。
同社は2013年から注意監理ポスト入りし(SPサイン、NCサイン)
2014年に破産宣告を受けていました。
債務リハビリのプロセスを終えた後、2016年5月に裁判所より
債務免除を宣言され、多様化を進めています。
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