タイの物流業者、キアッタナー・トランスポートは物流システム改善に投資
キアッタナー・トランスポートKiattana Transport
(KIAT)社ではLPG液化石油ガスの使用量減少と原油価格
低迷を背景に、新しい物流サービスを提供すると
発表しています。
同社は重金属、産業廃棄物、化学物質、有害物質などの
総合的な物流サービスを提供する有力企業です。
LPG使用量が低下し、原油価格も下落していることが同社の
業績に響いています。
これまでの売上の伸びは+7~8%、純利益成長率は通常+12%
でしたが、2017年業績予測は売上成長率+5%、
純利益+10%に低下する見込みです。
そのためキアッタナー・トランスポート(KIAT)社は消費財や
食料品輸送など、他種類の物流サービスを増やしています。
また、クライアントサポートのためASEAN近隣諸国で物流ルート
を拡大する予定です。
既にベトナム、ミャンマーでサービスを提供しています。
また、1000万バーツをかけて物流コントロールセンターを設立し、
輸送ルートを監視する中央システムを導入し効率改善させると
しています。
同社の顧客は主に鉱業、エネルギー、製錬所、石油化学、化学工業
などです。
支店はターク県、アユタヤ県、ラヨーン県、サムットプラカーン県、
ガーンペッペット県、コンケン県などにあります。
キアッタナー・トランスポートKiattana Transport(KIAT)社の
2016年度業績は売上8億3800万バーツ、
純利益1億1500万バーツでした。
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