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タイのアユタヤ銀行は住宅ローン融資額で10%以上成長を目指す

アユタヤ銀行Bank of Ayudhya(BAY)は2017年の住宅ローン
融資額10.5%成長を目指しています。
住宅融資業界の平均的予測+6%を上回った数値です。

アユタヤ銀行住宅ローン部門を率いる執行副社、
Nathapol Luepromchai氏は、住宅市場は成長率一桁まで
減速しており、融資審査も厳しくなっているとしています。
タイの商業・国営銀行部門全体の貸出残高は2015年9%増、
2016年の7%増、2017年は6%の予想です。

タイの住宅融資市場は、負債が増加した若年世代や
住宅開発企業の増加、融資する企業の増加で厳しい環境に
なっています。

アユタヤ銀行(BAY)では2017年の新規住宅ローン目標を
590億バーツとしており、16年の640億バーツから7%減少の
見込みです。
タイの商業銀行全体では5730億バーツの融資が予想されています。
2016年は5860億バーツでした。

2017年1月~6月期、アユタヤ銀行は250億バーツを融資しています。
下半期は不動産プロジェクトが活発化すると分析しています。
不良債権は2017年後半に改善し、新規住宅ローンが増えていくと
しています。

タイ銀行Bank of Thailandのデータによると、タイ国内商業銀行の
不良住宅ローン比率は第1四半期末の3.23%から第2四半期では3.06%
に低下しました。
アユタヤ銀行の不良住宅ローン比率は2016年末2.6%から、
17年6月末には2.4%に減少しました。
同行は年末までに不良債権比率を2.6%に抑えることを
目指しています。

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