タイの格安航空会社、ノックエアーはCEO・Patee Sarasin氏の辞任を発表
タイの格安航空会社、ノックエアーNok Air(NOK)は、
同社CEOであったPatee Sarasin氏の辞任を発表しました。
同氏は2004年からCEOに就任していましたが、2014年からは
赤字経営が続き、大株主であるタイ国際航空(THAI)より辞任を
求められていました。
ノックエアー社は2014年からの累積赤字がおよそ49億バーツ
以上となっていました。
2017年6月、タイ国際航空(THAI)はノックエアー(NOK)社が
既存株主に追加出資を募った案件に応じず、その後、出資比率は
39.2%から21.57%に下がりました。
今後、ノックエアー(NOK)社は増資による資金調達で航空機の
メンテナンスとレンタルに約17億バーツを調達する予定です。
ノックエアーの株式21%を保有するタイ国際航空(THAI)は、
同社計画を支援する準備ができていることを伝えています。
8機の新型ボーイング737 Max8と7機の航空機のメンテナンスを
行います。
今回の増資プランによってノックエアーの登録資本金は
24億9000万バーツとなります。
同社では2017年から3年間のリハビリテーションプランを
準備しています。
ノックエアーの保有機体はボーイング737-800が21機、
Q400Next Genが8機、ATR72-500を2機で構成されています。
国際便では中国5都市に新路線を導入し収益増加させるとしています。
ノックエアーNok Airlines(NOK)社の2016年度業績は
売上169億3800万バーツ、純利益-27億9500万バーツでした。
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