タイのセントラルグループは新アプリで富裕層顧客をつなげる戦略
セントラルグループは新しいアプリを発表し、富裕層顧客を
とり込む戦略です。
タイ国内やヨーロッパなど世界8都市に展開する高級商業施設の
商品を注文できる新ウェブサイト・新アプリ「オー・ビル・ドゥ・モンド
AuxVilles Du Monde.com」を発表しました。
クロスボーダーEコマースとして同アプリが活用されると
期待しています。
iOSもしくはAndroidでダウンロード可能となっており、
実店舗とネット通販を融合させるオムニチャネルとして
富裕層・高級層顧客の囲い込み戦略を進めます。
アプリ内ではコンシェルジュサービスのほか、各都市のファッションや
食関連、文化などの情報発信、デジタルマガジン、ニュースレターも
発行します。
チャットアプリWhat’sUpとも提携し、店員とのチャットを通じて
在庫確認・購入ができます。
海外製品はバンコク都内のセントラル店舗でも受け取り可能です。
同社傘下のセントラル・デパートメント・ストアグループでは
海外売上比率は20%でしたが、2017年の海外売上は+40%以上になると
予想しています。
売上向上のため2億ユーロを投じてヨーロッパの各店舗の改装を進める
計画です。
タイ国内では2017年度年末までに22のセントラルデパート各店へ
サービスを広げ、10万ユーザー獲得を目標とします。
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