タイの小売商業店舗チェーン大手、テスコロータスは生鮮食料品に注力
タイの小売商業店舗チェーン大手、テスコロータスTesco Lotus社は
新鮮で手頃な価格の野菜・フルーツにフォーカスし消費者へ提供する
戦略を掲げ、”Fresh@Heart”キャンペーンを発表しました。
また、バンコクのスクンビットソイ50にある改装した旗艦店の
アピールとともに同等規模の5店舗を改装していきます。
同社は2017年に生鮮食品部門を改善するための戦略を
強化しています。
店舗販売されている生鮮食品の品質を高めるため、調達、梱包、
流通から店内向けのディスプレイまで、生鮮食品のサプライチェーン
全体を包括的に改善します。
過去3年間で同社の生鮮食品への投資は100億バーツに達しました。
テスコロータス社の顧客の主な関心は、製品品質、ショッピング体験、
手頃な価格にあるとしています。
テスコロータス社は1994年よりエカチャイ・ディストリビューション
システムEk-Chai Distribution System社によって運営されています。
当初はタイ財閥CPグループが開始しましたが、
1998年にはアジア通貨危機の影響で英国テスコ・グループが出資をし、
現在の名称に変更されました。
2003年にCPグループは同社株式の大半を売却しています。
同社はTesco Lotusの5つの店舗形態として、大型店舗Extra、
ハイパーマートHypermarket、大型商業施設Department Store、
低価格スーパーTalad、 コンビニ型のExpressで展開しています。
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