タイにおけるアルコール文化と関連規制・法律など
タイにおけるアルコールの扱い、飲酒にかかわる文化は
タイ政府ならびに仏教団体より厳しい意見と注意喚起が
されています。
仏教の戒律により、酒類に関しては風紀を乱すもの、
過度の摂取は生活に悪影響を及ぼすものと考えられている
ためです。
タイでは仏教に基づく祝日が年に数日あり、
その日はアルコール類販売が法律で禁止されています。
また、タイ国内の選挙前日や選挙当日もアルコール類販売は
禁止されていています。
さらに平日でもアルコール類に関しては販売時間が決められており、
通常11:00AM~14:00PM、17:00PM~24:00PMとなっています。
上記以外の時間帯はコンビニやスーパーのお酒売り場に
ロープ、網掛け、カバーが被せられ、商品を取れないように
していたりレジに持って行っても販売拒否されたりします。
飲食店・レストランでも、仏教関連祝日や選挙日(禁酒日)に
アルコール飲料を提供しないよう定められていて、違反すると
罰金1万バーツまたは禁固6ヶ月が店舗運営者に適用されます。
・タイにおける酒類関係の法律
1:タイ王国アルコール規制法2008(2008年)
2:タイ王国酒類法2493(1950年)
上記1は主にアルコールの販売、広告・マーケティング手法、
アルコール中毒者への規制、管理監督、監督官庁、若年層への飲酒規制、
販売規制などをまとめた法律です。
2は主に製造から販売までの許認可、管理官庁、税率などを定めた法律を
まとめています。
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