タイ南部の観光・ゴム農園県として知られるパンガー県
タイ南部にある観光・ゴム農園の県として知られるパンガー県では、
タイ政府が“Phangnga National Parkパンガー湾国立公園”を
再整備し、海上環境保護・海産資源などを成長させ、観光産業で
利益を得るコミュニティトラベルモデルの地にすることを
目指しています。
パンガー湾国立公園はタイ国内最大面積を誇るマングローブ林が
広がっています。
パンガー県内のマングローブ林の全面積は30,442ヘクタールで、
タイ国内面積のおよそ18%に相当します。
毎年およそ130万人の観光旅行者が訪れ、95%が外国からの
観光旅行者です。
今回の政策では地元に住むタイ人コミュニティで持続可能な
ツーリズムを生み出すため、各自治体を巻き込み、
ゴミ処理や海洋環境対策を進めます。
特にビニール袋などは海洋環境に影響するため、
生分解性プラスチックを素材とした100万袋のバイオプラスチック
バッグを導入しました。
パンガー県は1974年に公開されたジェームズ・ボンド・シリーズの
『007黄金銃を持つ男』のロケ地となったことで有名になりましたが、
観光客がゴミを散乱させるなどの問題も起きたために環境対策が
急務でした。
パンガー県はタイ王国・南部の県の1つでラノーン県、スラタニ県、
クラビー県と接しアンダマン海に面しています。
プーケット県とは海を挟んで隣接しています。
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