タイ最大の石炭採掘企業、バンプー社は2017年売上が上昇すると期待
タイ最大の石炭採掘企業、バンプーBanpu(BANPU)社は、
2017年売上が前年比20%増加し、16年の22億USドルから
大きく上昇すると期待しています。
同社Somrudee Chaimongkol氏は、世界的な石炭価格上昇で
収益が回復するとしています。
過去2年間で多くの国が再生可能エネルギープロジェクトを
開発してきましたが、石炭火力発電などの需要は依然として
増加しています。
石炭の平均販売価格は2017年予測で1トンあたり63ドル、
2016年の51.50ドルから+20%上昇すると予測しています。
バンプー(BANPU)社は既に2100万トン規模の石炭販売を合意し、
60%分は固定価格で収益を確保しています。
2018年より中国内の火力発電からの石炭需要が増えていく
見通しです。
洪水被害などの影響から、水力発電ではなく石炭火力ニーズが
高まるとされています。
世界的な傾向として太陽光などの再生可能エネルギーが
増えていますが、中国国内では現実的にまだ化石燃料が必要な
状況です。
また、オーストラリアの石炭事業では数多くの合併買収が
行われています。
バンプーBanpu(BANPU)社の2016年度業績は
売上850億9200万バーツ、純利益16億7700万バーツでした。
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