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プーケット県で高齢者向け施設を開発する合弁企業が誕生

タイにある4企業による合弁会社、カマラ・シニアリビング
Kamala Senior Living Co Ltdは、プーケットで
35億バーツの高級シニアリビング・ビレッジ開発を
発表しました。
同社は不動産会社、Nye Estate Co Ltd、Chewathai(CHEWA)、
LPN Development(LPN)、CH Karnchang(CK)の合弁で
設立されました。

Chewathai(CHEWA)社とLPN Development(LPN)社がそれぞれ
25%保有、CH Karnchang(CK)の子会社であるCH Karnchang
Real Estate社が20%を保有します。

不動産マネジメントで有名なNye Estate Co社が今回の
プロジェクトを率いて国際的なレベルでの高齢者介護サービスを
提供するとしています。
Nye社は株式28.5%を保有しています。

タイ国内でも高齢化が進んでおり、2025年には60歳以上の
高齢者が総人口の21.2%、2030年の高齢者比率は25.2%と
なる予想です。

チョー・ガンチャーンCH Karnchang(CK)社はタイの
大手ゼネコン2位の企業です。
インフラ基盤である道路、大規模な橋、高速道路、高架鉄道など
を建設しています。
熊谷組、東急建設などとのJV事業(ジョイントベンチャー事業)
も手掛け、バンコク高速道路&地下鉄(BEM)、高速道路・
地下鉄運営事業、タイ・タップウォーター(TTW)上水処理事業など
を子会社に持っています。
地下鉄MRTのオレンジライン、ピンクライン、高架鉄道イエローライン、
複線化プロジェクト、高速道路、スワンナプーム国際空港拡張フェーズ2
プロジェクトなどの受注も狙っています。
2015年には発電事業のCKパワー(CKP)がタイ証券取引所(SET)に
上場しています。

チェワタイChewathai(CHEWA)社はシンガポールTEE Group傘下の
不動産開発会社で、主にコンドミニアム、工業団地用工場・倉庫などを
開発しています。
また、賃貸用簡易工場の建設等も行います。
主なコンドミニアムプロジェクトはThe Surawong、
Chewathai Ratchaprarop、Chewathai Ramkhamhaeng、
Chewathai Interchange、Chewathai Chaengwattana、
Chewathai Ngamwongwan、Residence Bang Phoなどです。

LPNデベロップメント LPN Development(LPN)社は中級~低級
コンドミニアム開発の大手企業です。
大規模戸数を開発し低価格で販売していく戦略で業績を
伸ばしています。
主な開発ブランドとしてLPN Design、Lumpini Suite、Lumpini Place、
Lumpini Ville、Lumpini Center、Lumpini Condo Town、Lumpini Park、
Lumpini Park Beach等を手掛けています。

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