フィリピンの複合財閥、JGサミット・ホールディングスの傘下企業について
JGサミットはフィリピン証券取引所(PSE)上場企業も傘下に
収めていて、その主要企業にはユニバーサル・ロビーナ
Universal Robina Corp(URC)や、セブパシフィック航空(CEB)、
ロビンソン・ランド(RLC)などがあります。
ユニバーサル・ロビーナ(URC)は食品・飲料製造企業で、スナック、
ビスケット、トマトベース食品、飲料などのブランドを展開しています。
2016年度業績は売上1116億ペソ、純利益151億ペソでした。
17年度の投資額は70億ペソを予定しています。
セブ・エアーCebu Air Inc(CEB)はフィリピンの航空会社です。
国際・国内航空輸送機関として57都市(国内)、37都市(国際)で
展開しています。
基幹空港はマニラにあるNinoy Aquino International Airport
(NAIA)ターミナル3、ターミナル4など、またセブ島ではMactan-Cebu
International Airport、Diosdado Macapagal International
Airport(DMIA)、Davao International Airportなどで
運航しています。
同社が保有するのは52機体で主にエアバス社のAirbus A319、
Airbus A320、ATR 72-500、Airbus A330などです。
2016年度業績は売上618億9900万ペソ、
純利益97億5400万ペソでした。
17年度の投資額は180億ペソを予定しています。
不動産開発の大手、ロビンソン・ランドRobinsons Land(RLC)
では17年度の投資額が150億ペソになる予定です。
2016年度業績は売上225億1200万ペソ、
純利益61億5500万ペソでした。
同社は住宅不動産、商業不動産、オフィス不動産などの開発、
販売、運営、リースを展開しています。
商業モールは40カ所、住宅不動産は80プロジェクト以上、
オフィス不動産も10か所以上を展開しています。
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