シンガポールの飲料・食品大手企業、フレイザー&ニーブ社、企業解説
フレイザー&ニーブFraser and Neave(F99)社は
シンガポール証券取引所(SGX)に上場している飲料・食品大手
企業です。
2016年度業績は売上19億8000万Sドル、純利益1億810万Sドルと
なっています。
同社の主要業務は飲料・食品供給事業と印刷・メディア事業があり、
シンガポール、マレーシアなどの東南アジア地域で展開しています。
主なブランドとして100PLUS、F&N SEASONS、OISHI、F&N MAGNOLIA
などを展開しています。
印刷物、出版では MARSHALL CAVENDISH EDUCATION、
MARSHALL CAVENDISH BUSINESS、MARSHALL CAVENDISH EDITIONS
などがあります。
子会社はFraser&Neave (Singapore)社、F&N Investments社、
F&N Foods社、F&N Dairy Investments社、F&N Interflavine社、
Times Publishing社などです。
2013年度、タイビバレッジ・グループがシンガポールの
フレイザー&ニーブ(F&N)の株式を取得し、シンガポール、
マレーシアでのソフトドリンク飲料市場へ参入・リーチしました。
タイビバレッジ・グループは2006年度にはスコットランドの
蒸留酒企業、Inver House Distillers Ltdを買収し、
ヨーロッパ市場展開も進めています。
また、緑茶飲料・日本食のOishi Group(OISHI)の買収も
実施していて、タイ国内展開およびラオス、カンボジア、
ミャンマー、マレーシア、シンガポールなどにも輸出しています。
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