インドネシア・バリトー社は物流でサイアムセメントグループと提携
インドネシア・バリトー社は物流でサイアムセメントグループと
提携し、インドネシア国内で新合弁会社SCG・バリトー・
ロジスティクスを設立しました。
サイアムセメントグループが49%、バリトー・グループが51%の
構成です。
バリトー・パシフィックの子会社であるバリトー・インベスタプリマが
出資します。
今回の提携はバリトー・パシフィックの出資する石油化学大手、
チャンドラ・アスリに対しサイアムセメント社が30%出資している
関係で、さらなる協力関係強化として新会社を設立しています。
チャンドラ・アスリ社は木材財閥、バリトー・グループの子会社で、
オレフィン、ポリオレフィン、ポリエチレン、スチレンモノマー、
ブタジエンなどを生産する石油化学企業です。
旧社名はPT.Tri Polyta Indonesia Tbkで2010年に現社名に
なりました。
その後、サイアムセメントグループは2011年9月に
インドネシアのチャンドラ・アスリ社に30%出資しました。
チャンドラ・アスリ・ペトロケミカルChandra Asri
Petrochemical(TPIAC)社の2016年度業績は売上19億3000万USドル、
前年比40%増、純利益3億20万USドルで前年比1039%増に
なっています。
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