タイ、ヤラー県のビジネスグループは鶏肉ブランド化計画
タイのヤラー県にあるビジネスグループでは、同地区産の鶏肉を
日本牛肉と同じくらいまで知名度を高めることでタイ最南端観光地の
収入増を狙うとしています。
タイ南部は天然ゴム農園が数多く存在しますが、世界のゴム価格は
変動が激しく収入安定性が低いため、鶏肉ブランド化で収入の
低いタイ南部地元農家を助け、併せて観光旅行者増加も狙います。
タイ料理で有名な海南チキンライスに最高の食材と言えば、
ベトン・チキンBetong chickenの名称がブランドとして
知られているものの、入手や育成が難しいことも知られていました。
ベトン・チキンを飼育する養鶏・農民グループは良い環境と飼料を
与えることで一羽あたりの利幅を取れるように管理するとしています。
小さい零細企業では効率的な養鶏事業は出来ないため、
同グループではベトン・チキン育成の効率化を進めていくと
しています。
タイの養鶏事業大手はチャロンポカパーンフーズ(CPF)や
GFPT(GFPT)です。
チャロンポカパーンフーズCharoen Pokphand Foods(CPF)社の
2016年度業績は売上4766億8200万バーツ、
純利益147億200万バーツでした。
GFPT(GFPT)社の2016年度業績は売上173億9400万バーツ、
純利益16億4300万バーツでした。
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