タイ国内の農業所得を高め、森林保護を目的とするアプリ開発
マイクロソフト・タイ法人は、農業経営改善を目的とした
ソフトウェアアプリケーションを開発しました。
チェンライ県クンチャイ国立公園やコク川地域の農家を
支援する取り組みを行っています。
タイの財団Earth Net Foundationと民間計測企業の
Betimes Solutions社と協力して、タイ北部地域で2万ライ
(1ライ=1600平米、3,200ヘクタール)の森林地域を
カバーし、1,000以上の農家を支援するためのアプリ開発を
進めています。
Microsoft Azure Appサービス上に構築されたクラウドベースの
アプリケーションでデータ収集と検査プロセスをデジタル化
していきます。
インターネット技術を適用して農業経営を支援する一方で、
クラウド技術を用いてデジタル化されたデータ収集を通じて
有機農業を支援していきます。
まず9つの村で有機農業に従事する350世帯へICSアプリを
提供します。
クンチャイ国立公園とコク川流域の森林8,000ライの環境情報を
収集します。
タイは国土の40%以上が農地であり、農業がGDPに占める比率や
農地面積、農業雇用、農村人口などの多く関連指標は
他のASEAN諸国と比べても高いとされています。
タイでは通信キャリア大手のDTAC社も農家向けの情報配信事業を
開始しています。
同社アプリサービスではタイ国内農作物の市場価格をリアルタイムで
配信したり、農作業・栽培ノウハウのコンテンツ配信情報などへ農家や
一般消費者が容易にアクセスできます。
SMSサービスの”Farmer Information Superhighway”とスマートフォン
向けアプリの”Farmer Info”はタイ農民・農作業、農業経営者に向けて
制作されたアプリです。
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