1. HOME
  2. ブログ
  3. タイ
  4. ドイツ系企業、ダイムラー・コマーシャルビークル・タイランドは自社内組立工場

ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

ドイツ系企業、ダイムラー・コマーシャルビークル・タイランドは自社内組立工場

ドイツ系企業、ダイムラー・コマーシャルビークル・
タイランドDaimler Commercial Vehicles Thailand
(未上場)では、トラック組立自社工場をチョンブリ県に
設立します。
同社は長く続いたマレーシアのタンチョン・インターナショナル
社Tan Chong International Ltdとの契約を終了させ、
自社内事業へ切り替えます。

CEOのSascha Ricanek氏は、生産ラインに投資した後に
レムチャバン工業団地にあるFusoトラック社と提携すると
述べています。
2017年末までに年産3000台の生産能力で開始予定です。

同社ではまずタイ国内マーケットへ注力する方針です。
協力するFuso社は、日本のMitsubishi Fuso Truck and Bus
Corporation(MFTBC)です。
2005年の株主構成比率はダイムラークライスラー85%、
三菱グループ各社15%であり、ダイムラークライスラーの連結
子会社となっています。
2017年時点ではダイムラーAG社89.3%、三菱グループ10.7%と
なっています。

ダイムラー・コマーシャルビークル・タイランドでは
タイ政府の掲げるメガプロジェクトの影響で大型トラックニーズは
増加すると予想し、2017年の大型トラック市場は前年比+10%、
20,000台を見込んでいます。

2016年度の大型トラック市場は、いすゞが14,306台、
日野自動車が12,713台、ボルボグループ傘下UDトラックが800台、
Fusoトラック766台となっていました。
欧州ブランドではScania社515台、Volvo社391台でした。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

月を選択