タイの石膏ボード・天井タイル大手、サイアム・ジプサム社はB2C向け強化
タイで石膏ボード・天井タイル等を扱う大手メーカー、
サイアム・ジプサム・インダストリーSiam Gypsum Industry
(Sara Buri)社は新しいゼネラルマネージャーを任命しています。
同社は今後、建材ボード市場を拡大していく方針です。
サイアム・ジプサム・インダストリー社は1982年設立、
2014年にはオーストラリアの石膏ボード製品リーダーである
USGコーポレーションの合弁会社となりました。
オーストラリア、オセアニア、中東のマーケットリーダーで、
USG Boralと呼ばれています。
タイではサイアムセメントグループとの合弁会社を設立しています。
製品はGypsum TrachangブランドとしてB2B市場で投入されていましたが、
B2Cとして一般消費者向けにGypsum Trachangブランドを浸透させたい
としています。
石膏ボードは石膏を芯材に両面を石膏ボード用原紙で被覆成型した
建築用内装材料です。
防火性、遮音性、寸法安定性、を持ち、工事が容易で経済性にも
優れているため、一般的な天井材として利用されています。
合弁先のサイアムセメント(SCC)はタイのセメント・複合企業
大手です。
2016年度業績は売上4505億7300万バーツ、
純利益560億8400万バーツでした。
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