タイ政府が設定したタイ東部経済回廊の作業部会
タイ政府が設定したタイ東部経済回廊の作業部会では、
2017年5月末に総額4億4,600億バーツの3つのインフラ
プロジェクト開発を発表するとしています。
1つ目はタイ東部のウタパオ国際空港で2,000億バーツをかけての開発、
2つ目はレムチャバン貿易港Laem Chabangポートのフェーズ3開発に
880億バーツ、3つ目がバンコクからラヨーンまでの高速鉄道プロジェクト
150億バーツの予算が組まれました。
今回の提案に従い、民間企業は官民パートナーシップ東部経済回廊
ファストトラック協定の下で大きく動いていく予定となっています。
官民パートナーシップ東部経済回廊ファストトラック協定
(PPP EECファーストトラック協定)は、入札の開始から建設プロジェクト
の承認までをスピードアップすることを目的としています。
通常は承認まで24ヶ月かかりますが、今回のプロジェクトでは8~10ヶ月に
短縮化されるとしています。
入札は2018年にも始まり、実際の投資などは2018年中頃から始まると
予測しています。
タイ東部3県における税制優遇措置は、先進的な車両生産、人工知能、
医療観光、ロボット工学、航空、生化学、石油化学製造、インフラと物流、
研究開発などを対象としています。
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