タイのバンコク首都圏でコンドミニアム景況感が上昇
不動産コンサルタントのコリアーズ・インターナショナル・
タイランドによると、2017年第1四半期のバンコク首都圏に
おけるコンドミニアム新規発売数は10,000戸数を越えて
10,379戸、前年同時期実績7353戸から大幅回復で
2015年同時期実績に近い数字となりました。
2016年はタイ政府の減税政策が15年10月~16年4月まで行われた
こともあり、2017年度はそれから大きく回復しています。
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2017年第1四半期景況感指数統計は、政府住宅銀行(GHB)
不動産情報センターReal Estate Information Center(REIC)
の調べでは54.2ポイントへ上昇、前期実績53.5ポイントから4四半期
ぶりに上昇しています。
コリアーズ・インターナショナルの指数でもタイ証券取引所(SET)上場
デベロッパーの景況感指数61.2ポイント(前期実績60.2ポイント)
非上場デベロッパーは43.8ポイント(前期実績43.6ポイント)と
上昇しました。
政府住宅銀行(GHB)不動産情報センター(REIC)による住宅価格年間
上昇率はスクンビット地区が最大の+11%、
次いでパヤタイ・ラーチャテーウィー地区+3.2~5.2%、
フワイクワン・チャトチャック・ディンデーン地区+1.3~3.3%、
ノンタブリー地区+1~3%の増加の見通しです。
コンドミニアム価格指数は2017年第1四半期では124.9ポイント、
前年比118ポイントから上昇しています。
新規発売コンドミニアムの多くはバンコク近郊・郊外にあり、
価格帯は平米当たり5~10万バーツ、1戸当たり150~300万バーツです。
2017年通年では前年並みの4万戸が販売される見通しとなっています。
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