タイの銀行協会と移動通信会社がセキュリティ強化のため協力
タイ銀行協会(TBA)とタイ移動通信事業者協会(TCT)が
モバイル・バンキングセキュリティ強化のため協力すると
発表しています。
タイ国家放送通信委員会(NBTC)立会いの下、2017年5月に
協力合意の覚書に署名する予定です。
タイ国家放送通信委員会(NBTC)ではキャッシュレス社会を
実現するためのデジタル金融サービス促進において詐欺などの
リスク防止と消費者保護が狙いだとしています。
本合意に関しての協力分野は主に3つ挙げられています。
①プリペイドのモバイルユーザーによるデジタル金融取引を円滑に
するためのリスク対策。
②モバイルバンキングの安全保障処置。
③携帯電話ベースの本人認証のセキュリティ強化。
各銀行はすでにオンライン簡易送金サービス「プロンプトペイ」を
導入していますが、登録プリペイド電話番号がすでに解約されていた場合、
トラブルが生じる恐れがあります。
解約された番号は一定期間後に別のユーザーへ再販されますが、
以前のユーザーがプロンプトペイ登録取り消し手続きをしていない場合、
その番号を新たにプロンプトペイで利用することができないという問題を
解決するとしています。
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