タイ国内で登録が進むプロンプトペイシステム
タイ政府が打ち出したPrompt Pay送金サービスには2017年末までに
タイ国民3,000万人が加入する見込みであるとタイ中央銀行では
発表しています。
モバイルバンキングサービスのユーザー数が2016年2100万人に
達したという結果を見て分析しています。
タイ中央銀行のVeerathai Santiprabhob総裁は、タイ国内
モバイルバンキング取引分野は高い成長性を有しているとコメント
しています。
モバイルバンキングサービスを登録者数は2100万人で、
2015年比+50%の成長でした。
タイ中央銀行では一般消費者に電子決済に関して安心感を
持ってもらうべく、
タイ銀行協会Thai Bankers Association(TBA)、
タイ国家放送通信委員会National Broadcasting and
Telecommunications Commission(NBTC)、
タイ通信協会Telecommunications Association of Thailand
(TCT)などと協力していくとしています。
今後、タイ国内の各銀行と携帯電話会社間の顧客情報交換システムが
2017年の第4四半期に開設される予定です
ユーザー側はPromptPayのID番号と携帯電話番号のステータスを簡単に
更新できるように手順を簡素化されていますが、電話会社や各銀行は
PromptPayユーザー情報を共有することが可能なため、電話会社は
電話番号を取消した後に顧客口座情報を銀行に送ることができ、
銀行では1日以内に取消しされた電話番号のPromptPayアカウントを
キャンセルすることができるため不正利用防止につながります。
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