タイ国内で証券業を展開するブアルアン・セキュリティーズが顧客拡大率を業界の2倍に引き上げることを目標に
タイ国内で証券業を展開するバンコク銀行系の
ブアルアン・セキュリティーズBualuang Securities(BLS非上場化)は、
2017年の証券仲介市場の収益シェアを7%に維持し、
顧客拡大率を業界の2倍に引き上げることを目標としています。
同社は2012年5月にタイ証券取引所(SET)から自発的非上場化しています。
ブアルアン・セキュリティーズ社の証券市場シェアは
前年の6.81%から7.23%に上昇しました。
同社の2016年業績は売上32億バーツ、純利益10億バーツでした。
2016年に6年連続で30-40%のデリバティブ・ワラント事業最大シェアを占めました。
証券仲買市場シェアは4.5%で4位でした。
タイ国内証券業界の競争が激化する中、2016年の最大手はマレーシア系の
メイバンク・キムエン・セキュリティ(MBKET)となっていて、
2016年度業績は売上36億7100万バーツ、純利益9億7400万バーツでした。
その他では、KGIセキュリティ(KGI)が2016年度売上32億4500万バーツ、
純利益10億2200万バーツ、UOBカイヒアンセキュリティセキュリティ
(UOBKH)が2016年度売上10億6200万バーツ、
純利益2億4000万バーツでした。
タイ証券取引所(SET)の2016年株式市場平均取引量は470億バーツで
16%増加したにもかかわらず、仲介手数料は+8%増の290億バーツに
とどまりました。
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