タイの宝石・貴金属大手、プランダ・ジュエリーがようやく黒字化
タイの宝石・貴金属大手、プランダ・ジュエリーPranda Jewellery
(PRANDA)は、2年間の赤字からようやく黒字化出来る見通しです。
2016年度業績は売上29億1600万バーツ、純利益―2億8300万バーツでした。
CEOのPranee Khunprasert氏はアメリカ、ヨーロッパなどの受注が
回復傾向で、2017年第1四半期業績は前年同期比+40%を
予想しています。
米国と欧州ブランドのOEM製造は売上高で大きな部分を
占めていますが、今後は既存のOEM顧客に依存するビジネスモデルを
変更し、新ブランドデザインを自社開発していき、高級ジュエリー
ブランドの事業戦略を調整・進出するとしています。
プランダ社は欧州市場での共同開発のため戦略的パートナー等と
交渉開始しています。
同社はこれまでビジネスリスクを軽減するため、20以上の国際的
高級ジュエリーブランドのOEMをメインにしてきました。
2017年度は4800万バーツをかけて大手百貨店に7つのプリマゴールド
ショップを開く計画です。
17年度目標は34億バーツ、前年比+20%増としています。
タイ国内市場ではPrima Gold、Prima Art、Prima Dimondなどの
独自ブランドを持っています。
プランダ社はタイ、ベトナム、インドネシアに宝飾品製造工場を
持っています。
タイ工場では年間10万個の宝石生産容量となっています。
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