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ASEAN最新動向

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ベトナムのフラッグ・キャリア、ベトナム航空が発行済み株式の8.8%を約130億円で取得すると発表

2016年1月にベトナムのフラッグ・キャリアであるベトナム航空
Vietnam Airlines(未上場)にANAホールディングス社が
出資すると発表され、同社の第三者割当増資を引き受けて
発行済み株式の8.8%を約130億円で取得すると発表しています。

ベトナム航空は同国最大の航空会社で、日本とベトナム間の
国際線で50%前後の旅客シェアを持っています。
同社株式95%を持つベトナム政府は、国営企業改革として
戦略的提携相手の選定を進めていました。

同社は1993年設立、ベトナム政府が大半の株式を所有しています。
本拠地はハノイで管理機体数は81機、就航都市は63の国と地域です。
2015年時点でのベトナム航空市場シェアはベトナム航空39%、
ベトジェットエアー28%、ジェットスター・パシフィック13%と
なっています。

ベトナム航空市場は過去10年間で17%成長し、フルサービスの
レガシーキャリア、格安航空LCC、国営と新興民間企業との戦い
となっています。

今後特に注目されるのはベトナム航空とベトジェット社の
シェア争いで、その後にジェットスターとVASCO、Vietstarなどが
続いています。

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