シンガポールの建設大手、ケッペル・コーポレーションはガス市場ポジショニング狙う
シンガポールの建設大手、ケッペル・コーポレーション
Keppel Corporation(KEPPEL:BN4)では、
天然ガス市場の良いポジションを狙うとしています。
CEOのLoh Chin Hua氏は天然ガス市場におけるバリューチェーン
を既に構築していて、輸送関連、発電関連への流れを押さえている
としています。
天然ガス市場はここ数年で大きく成長すると見込み、2017年から
2040年までに需要が伸びていくと予想しています。
同社は石油大手のシェル社と共に合弁会社を設立し、LNG燃料供給船に
関する事業を進めます。
今後アジア太平洋でのハブとなることを目指します。
ケッペル・コーポレーション社(BN4)は海洋オフショア、
石油採掘エンジニアリング、船舶建造、船舶修理、発電事業、インフラ開発、
不動産開発、ファンド事業、データセンター、物流などを展開しています。
また、投資事業ではKrisEnergy Limited、M1 Limited、k1 Ventures Ltd
などに投資しています。
2016年度業績は売上67億6700万Sドル、前年比-34.2%、
純利益も下落し前年比-48%減、7億8400万Sドルでした。
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