タイの大手地場システムインテグレーターに関して1
タイのラムサム財閥が運営するロクスレーLoxley(LOXLEY)では、
2016年度業績が売上145億900万バーツ、純利益1億7200万バーツ
でした。
同社はテレコム関連システム開発、ITシステム開発などを
手掛ける大手IT企業です。
その他にもカーコンビニクラブ社と提携し、自動車修理事業へ
進出したり、NTTドコモ社とGPS機能開発なども手掛けています。
2017年3月には光ファイバケーブルネットワークを構築するため
ミャンマー政府から15年間のコンセッションを受けているCampana社
へ出資しています。
情報通信技術ICTのプロジェクトの大手、アドバンスド・
インフォテクノロジーAdvanced Information Technology
(AIT)の2016年度業績は売上44億1900万バーツ、
純利益4億2900万バーツと減収減益でした。
タイ政府プロジェクトの遅延に起因する売上減少で、
純利益は-19.4%となっています。
2017年は売上44億バーツから50億バーツ以上を目指します。
タイ電話公社TOTから150億バーツ規模のブロードバンド
ネットワーク構築事業についてタイ企業8社へ指名があり、
AIT社では2つのプロジェクトを落札しています。
ジャスミンテレコムグループの傘下、ジャスミンテレコムシステム
Jasmine Telecom Systems(JTS)も公共系や通信系インフラの構築
を得意とする企業です。
2016年度業績は売上1億4200万バーツ、純利益-4700万バーツでした。
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