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タイの発電大手、ラチャブリ・エレクトリシティ・ジェネレーティング、7,500MW規模の発電に関する契約

タイの発電大手企業、ラチャブリ・エレクトリシティ・
ジェネレーティングRatchaburi Electricity Generating 
Holding(RATCH)は、2017年、電力購入契約Power purchasing 
agreement(PPA)、7,500MW規模の発電に関する契約を結んでいます。

この規模の発電をまかなっていくため、同社では100億バーツ規模の
発電所建設などを進めます。
1,058MWの発電のうち、535MWは時間通りに売電が出来るとしていて、
残りはM&Aなど同業他社を購入または協業を進めて発電能力を高めます。

6つの発電所建設プロジェクトを進めており、インドネシアでは
Medco Power内のコンバインサイクル発電所で250MW規模発電が
可能になります。
その他にラオス、フィリピン、オーストラリアなどでも
展開しています。

同社の長期計画では2023年までに10,000MW規模へ発電能力を
引き上げる計画です。
また、総発電の20%以上をリサイクル・自然エネルギーに
シフトします。

2016年には大量輸送機関BTSを運営するBTSホールディングス社など
との共同事業体で、今後開発予定のバンコク首都圏モノレール2路線
ピンクラインとイエローラインの開発運営事業権の入札を勝ち取った
と発表しています。
共同事業体に参加するのはBTSホールディングス(BTS)、
ラチャブリ・エレクトリシティー・ジェネレーティング(RATCH)
ゼネコンの大手シノタイ・エンジニアリング(STEC)となっています。

ラチャブリ・エレクトリシティ・ジェネレーティング(RATCH)社の
2016年度業績は売上514億3700万バーツ、純利益61億6500万バーツと
なっています。 

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