タイ人観光旅行者数増加の背景に関して
2013年、一般タイ人に必須だった訪日ビザが短期期間15日以内
であれば必要なくなり、タイ国籍者であれば自由に日本への旅行が
可能になりました。
この結果、2013年以降はタイ人日本旅行者数の二桁成長が続き、
2016年訪日旅行者数の国地域別で6位となる90万1400人
(前年比13%増)となりました。
タイ人が日本を旅行先に選定する理由としては、TVで見た旅番組の
影響、また、元々親日であることがあげられます。
また、人気のある北海道、東京、大阪、福岡以外にも、ニッチで
まだ訪問したことの無い地域への観光人気が高まっています。
SNSや口コミなどへの親しみが非常に強く、すぐに情報拡散する
ことからその周りの友人を巻き込みさらに観光旅行者を増やす傾向が
アジア全般、特にタイでも強いマーケティングツールとなっています。
テレビドラマや映画の影響で千葉県、佐賀県などもタイ人に人気の
観光スポットとなっています。
千葉県で撮影された映画「ファットチャント」水郷の町・佐原
ドラマ「ライジング・サン」成田山新勝寺
佐賀県で撮影された映画「Timeline(タイムライン)」
波戸岬、呼子の朝市、唐津城、祐徳稲荷神社など
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