タイの航空燃料大手、バンコク・アビエーション・フューエルは長距離パイプライン拡張
タイの航空燃料大手、バンコク・アビエーション・フューエルサービス
Bangkok Aviation Fuel Services(BAFS)では、タイ北部~
ミャンマーや中国へ向けたパイプラインプロジェクトの拡張計画に
関して2017年度内にF/Sを実施する計画です。
代表取締役Prakobkiat Ninnad氏は、同計画が海外進出1号案件に
なると見ています。
バンコク・アビエーション・フューエルサービス(BAFS)社の2016年度
業績は売上37億1100万バーツ、純利益10億9700万バーツでした。
想定ルートはピチット県~ターク県~ミャンマーを通り、
チェンライ県を通じて中国へ繋がります。
バンコク・アビエーション・フューエルサービス(BAFS)S社では
2017年現在アユタヤ県バンパイン地区でパイプライン建設を
進めていて、将来的にはランパーンまで伸びる計画です。
投資額85億バーツ、365Kmに及ぶパイプラインで、
2017年3月時点で工事進捗率は12%となり2019年に完成予定です。
運営管理は子会社のFuel Pipeline Transportationが行います。
本プロジェクトが成功すれば石油輸送コストが削減され、
二酸化炭素排出など年間48,000トンが減少するとされています。
2017年2月、タイの上場企業で石油小売販売を行うPTGエナジー
PTG Energy(PTG)社では、3億9800万バーツを掛けて
このFuel Pipeline Transportation社株式9.5%を取得しました。
PTGエナジー(PTG)社の2016年度業績は売上649億2600万バーツ、
純利益10億7300万バーツでした。
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