タイの通信会社大手、サマート・コーポレーションはブラックフォン2を発表
タイの通信会社大手、サマート・コーポレーション(SMART)では
2017年2月、アメリカ資本で暗号技術、セキュリティシステムに
強いSecure-Commnication社と提携し、子会社、Zecure Asia
Coを設立しました。
同社はSamart i-Mobile(SIM)社の子会社となります。
同社はタイ国内を含めカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム
などへ自社開発スマートフォン”Blackphone 2″を販売していきます。
サマート社は東南アジア地域における独占販売権を付与されています。
この”Blackphone 2″はアンドロイドを基礎ベースとして開発された
独自OSのサイレントOSを搭載。
プライバシー保護、データ保護などで特にビジネスユース利用増を
目指します。
価格は1台22,900バーツで高スペックスマートフォンと同価格帯に
なります。
まだタイ国内では情報漏洩や情報保護の観点が低いものの、
若い層を中心にセキュリティ重視のスマートフォンを選ぶ時代が来る
と予測しています。
特にビジネスマン、投資家、政治的人物、政府関係者、国の兵士、
俳優や有名人など、機密情報保管・プライバシー保護関連ニーズが
大きい層へ販売します。
サマート(SMART)社はタイの大手通信会社で、ITシステム開発、
携帯電話端末、隣国の航空管制事業などを手掛けています。
サマートアイモバイル(SIM)(携帯端末販売)、
サマートテレコム(SATTEL)(ITシステムエンジニアリング)、
ワントゥーワンマーケティング(OTO)(コールセンター業務)
などの上場企業各社を持っていて、さらに2017年度はSIM子会社の
上場を計画しています。
サマート・コーポレーションSAMART CORPORATION(SAMART)社の
2016年度業績は売上138億8300万バーツ、純利益7100万バーツでした。
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