タイの王室系銀行、サイアム・コマーシャル銀行はフィンテック企業へ投資
タイの王室系銀行、サイアム・コマーシャル銀行Siam Commercial
Bank(SCB)では、子会社ベンチャーであるDigital Ventures社を
通じ、フィンテック企業、Dymon Asia Ventures社を購入したと
発表しています。
今回の購入はサイアム・コマーシャル銀行(SCB)側がグローバルな
ベンチャーキャピタリストからのネットワークを構築し、世界中で
盛んなフィンテック投資の新ステップになるとしています。
Dymon Asia Ventures社はアーリーステージのフィンテック企業へ
投資する企業ベンチャーキャピタルの一つで、東南アジア全体を
対象に見ています。
BtoB間のクレジット、資産、保険、ブロックチェーン技術などに
フォーカスしています。
タイの王室系サイアム・コマーシャル銀行(SCB)では
2016年度業績は総資産2兆9130億バーツ、
純利益476億1200万バーツでした。
サイアム・コマーシャル銀行(SCB)は100年以上の歴史がある
大手銀行で、資産規模はタイのカシコーン銀行(KBANK)の
2兆8458億バーツを越えて第3位です。
1907年にタイで最初に設立された商業銀行で、
主要株主はタイ国財務省や王室財産管理局です。
コーポレートカラーは紫色を使用しています。
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