タイの電子部品製造大手、デルタ・エレクトロニクスが事業をシフト
タイの電子部品製造会社大手、デルタ・エレクトロニクス(DELTA)では、
今後長期的に電気自動車、産業用機械、発電施設などの電子部品へ
事業をシフトしていくとコメントしています。
2017年の電子部品産業は中国から製品が大量流入していることもあり、
価格競争に巻き込まれているとしています。
デルタ・エレクトロニクス(DELTA)は電子部品をアメリカ、インド、
中国、ドイツ、オーストラリアなどへ輸出していて、
今後はElectric vehicles(EV)向け電子部品を強化します。
2016年度業績は売上で前年比0.7%減、476億5100万バーツ、
純利益17%減、55億1600万バーツとなっています。
デルタ・エレクトロニクス(DELTA)社は台湾系の電子部品会社で、
主に3つの事業で、発電系電子部品、携帯電話・通信機器系の電子部品、
ファン・熱供給機器系の電子部品などを製造しています。
2017年度の見通しは中国製品の価格ダンピングもあり、
売上は横ばいと見ています。
また、インド市場を見据え輸出成長をさらに見込んでいます。
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